ベストセラーの良著「嫌われる勇気」を読むならオーディオブックがお勧めです。
耳で聴ける本、オーディオブックをご存知でしょうか。プロの声優やナレーターが朗読した音源を購入して利用する、電子書籍に次ぐ新しいタイプの読書スタイルです。
このオーディオブックでお勧めの書籍が『嫌われる勇気』です。今回はこの本のオーディオブックならではの魅力をお伝えしようと思います。
嫌われる勇気-自己啓発の源流-とはどんな本か
嫌われる勇気-自己啓発の源流「アドラー」の教え、は、アドラー心理学の教えを哲学者と青年との対話形式で学べる良書です。アルフレッド・アドラーは、ユング、フロイトと並ぶ20世紀心理学者三台巨頭であり、その教えを哲学者が青年に説く、というストーリーになっています。
巷の書店でもよく見る七つの習慣の作者、スティーブン・R・コヴィー、人を動かす、道は開けるの作者デール・カーネギーなんかも、アルフレッド・アドラーの教えに強く影響を受けているため、自己啓発の源流と呼ばれています。
Amazonでも星4.5以上の好評価、ミリオンセラーを記録した伝説的なビジネス書です。
オーディオブック版『嫌われる勇気』の基本情報
著者 岸見一郎、古賀史健
ナレーター 小林範雄、市村徹
再生時間 7時間16分
分割ファイル数 19枚(1枚20分程度)
アドラーの教え『嫌われる勇気』のオーディオブックならではのいいところ
青年の感情の起伏が面白く、オーディオブックならではの臨場感が味わえる
結果を常に過去のトラウマに帰着させる原因論が大好きな青年は、トラウマなど存在せず、すべては目的論に帰着される、世界はとてもシンプルであるという一貫した哲学者の教えに納得しません。その青年の哲学者に対する激高が、オーディオブックならではの臨場感もあいまって、とてもつぼにはまり面白いです。
例えるなら、NHKラジオでよくあるラジオドラマ、アニメ作品のドラマCDのような感じです。
紙の本でも十分面白いと思うのですが、対話形式の本や小説などのストーリライクな本の場合、温かみのある朗読で聞いたほうが、イメージもしやすく面白いかもしれませんね。
紙の本よりも気軽、まとまった時間が取れない人におすすめ
嫌われる勇気の紙の本は新書サイズなので、持ち運んで読んだりするのは若干不便ですし、どうしでも『腰を据えてじっくり読む』感じになります。既に読んだ人ならわかると思うのですが、ボリュームも結構あるので、気軽に読める読み物、という感じでもないですよね。
しかし、オーディオブックならスマホはもちろん、パソコン作業中にブラウザ上で流しながらBGMのように効くことも可能なので、時と場所をほとんど選びません。総再生時間は7時間強とかなり長めなのですが、通勤時間などにちょこちょこ聞けば一週間くらいで聴き終えてしまいます。DLしてオフラインで聴くこともできるので、ネット環境がなくても大丈夫です。
Amazon Audibleとaudiobook.jpどちらがいいか
オーディオブック版の嫌われる勇気は、Amazonが展開しているオーディオブックサービスのaudibleと、audiobook.jp(旧Febe)で利用可能です。
Amazon Audibleは月額課金サービスなので、ほかのオーディオブックも試してみたいという方におすすめ。一方audiobook.jpは単品購入なので、とりあえずこれだけ聴きたいという人にはこちらのほうがいいかも。
ラインナップなど、利用できる書籍も二者でかなり違うので、今後も継続的にオーディオブックを利用する場合はよく吟味して選んだほうがいいかもしれませんね。
まだ未登録?ならユーザー登録だけでも。
audiobook.jpならこちらから、まずはユーザー登録だけでもしてみてはどうでしょうか。
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