【英語】冠詞の使い分けは簡単。意味的カテゴリを理解しよう

英語

実は、a dog(一匹のいぬ)は、dogが本体ではなく、aが本体で、dogは付属品なんですよね。絵で書くとしたら、こんな感じです。

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つまり、aが、一匹とか、一個とか、一杯などの、「単位性をもった何か」を表していて、その後ろのdogが、aを修飾して意味を与える、という理解が正しいのです。

ポイントは、aの輪郭がはっきりしていることです。ネイティブにとって、aは、共通の理解のもと、誰にでも計数可能で、輪郭がはっきりしている「何か」をイメージします。

これ、somethingを形容詞で修飾するときの感覚と似ているんですよね。すなわち、

something funny(何か面白いもの)

のように、形容詞がsomethingを後ろから修飾しています。

ただsomethingの場合、単位性を持たないぼやっとした「何か」であることがaと異なりますね。aの場合は、はっきりとした「一つ」という意味を与えます。

これを理解すると、何にaがついて、何にaがつかないか、理論的に判断することができます。

例えば、beef(牛肉)はなんか数えられそうな気がしますが、a beefとかはいいません。なぜなら、beefを数えるための共通の単位がないからです。

牛肉の一塊をひとつとするのか、スライスをひとつとするのか、細切れの一片をひとつとするのか、話者の間で共通の認識を持てないため、a beefとは言えないのです。そういう場合は代わりに

a slice of beef(ひときれの牛肉)

と言えば、ひときれという共通認識のもとで理解できるので、伝わる英語になります。

参考文献

日本人の英語/ マーク・ピーターセン(岩波新書)

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