TOEICを制限時間内に解ききれない人向けの対策をまとめました

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TOEICで最後まで解けない?そんな人のための攻略法をまとめました

TOEICのLRテストの問題数は200問で、リスニング100問、リーディング100問構成です。

リスニングは音源のペースに合わせて解答すればいいので時間配分を考える必要は全くありません。しかし、リーディングには時間配分が求められます。リーディングを75分で100問解かなければならず、平均ですが一問につき一分もかけてられません。

怒濤の勢いで解こうとするとケアレスミスが多くなり、慎重に解こうとするとペースが落ちて解ききることができないという、TOEIC受験者なら誰しも経験したことがあろうジレンマですよね。

そのため、200問目まで時間を余らせて解ききれる人はなかなかいなく、「いつも頑張っているのに200問最後まで解けない」と嘆いている人は本当に多いです。終了五分前くらいになって解いてない問題の選択肢を当てずっぽうで塗りつぶす、いわゆる「塗り絵」作業をしたことがある人も多いと思います。

そこで、どうすれば200問すべてしっかり正確に解ききれるのか、そのちょっとしたコツをまとめました

まずは、「時間があれば解ける」という状態になるまで基礎の力を磨く

当たり前かもしれませんが、「いくら時間をかけてもわからない」問題が一問でもある場合、200問を正確に解くことはできません。そのため、200問を2時間以内に正確に解ききるためには、時間をたっぷりかければ確実に全ての問題に解答できる、という状態にすることが必要条件となります。

具体的には、文法と単語を完璧にすることです。TOEICはインプット特化の試験なので、これさえできれば問題自体がわからなくて解けないということはなくなります。

基礎的な文法は完璧にしておく

part 5の文法問題で特に差が出てきますが、文法知識があやふやだと正答を選ぶときに確証が持てず、即断即決しにくくなります。

選択肢を選ぶとき「なんとなくこれがあってそう」という感覚で選ぶと塗りつぶすときに躊躇したり、再考してしまいますよね。そうではなくて「カンマ前の節が過去時制だから、カンマ後の時制は間違いなくこれだ」のように、文法(法則)に基づいた論理的な解答をする必要があります。そのためには、文法知識の抜け漏れをなくすことが大事なのは、言うまでもありませんよね。

文法に自信がないのであれば、今すぐForestを買って高校レベルの文法を完璧に理解しましょう。

必須単語は100%マスターしよう

文法と同じくらい重要なのが語彙です。part 5の語彙問題は知らない単語に出くわした場合は絶対に解けませんし、長文で知らない単語が現れたら、文脈からその意味を推測するという不必要な作業を強いられます。

TOEIC専用の単語帳の100%を覚えるくらいでいいですので、ぜひボキャビルも怠らないようにしてください。おすすめの単語本はキクタンTOEICです。音源もついてくるので効率的に覚えることが可能です。

200問解ききるには制限時間配分がカギ

リーディングパートは、

Part 5 : 短文穴埋め問題、30問
Part 6 : 長文穴埋め問題、16問
part 7 : 長文読解問題、54問

の3パート、合計100問で構成されています。

そして、リーディングセクション攻略のカギは何といっても、各パートにどれくらいの時間を割くかをきちんと割り振ること、つまり時間配分です。

以下でも説明しますが、Part 5をいかに時短できるかに勝敗がかかっています

長文読解は時短しにくい、part 5をとにかく光速で解けるようにしよう

長文読解(part 6, 7)は速読すれば時短ができそうですが、あまり効果は期待できません。速読をしても読み間違えてミスを誘発しやすいので、part6と7はできればしっかり読んで解きたい問題です。

そのため時短の基本方針は、「いかにpart 5をスピーディーに解いて、part6, 7に大量の時間を回せるか」がカギになってきます。

特に肝心なのがpart 7にどれだけの時間を割けるかです。part 5でもたつきすぎると、part 7を解くための時間が30分くらいになってしまい、ほぼ無理ゲー状態になります。

part 5は一問につき平均20秒を目安に

そのため、時短すべきはまずpart5。教本的には一問につき30秒が目安(30問を15分で)ですが、ここを20秒(30問を10分で)まで圧縮しましょう。一息深呼吸したり体を伸ばす時間すら惜しいと考えたほうがいいです。

問題にとにかく多く触れて、part 5のカタを徹底的に理解すれば可能です。おすすめの教材はpart対策に特化したイ・イクフンの問題集です。一つで500問くらい解けます。

また、これはTOEICerの中ではかなり有名なのですが、part 5の問題のうちの三割くらいは、全文を端から端まで読まなくても解けます。時制の一致などの基礎的な文法知識があれば空欄の前後を見て二秒くらいで解ける問題が結構あるので、律儀に端から端まで読まずにテクニックで解いていくのも重要です。

万が一、わからない問題に出くわしたら早めに見切りをつけましょう。part 5で一つの問題に一分以上の時間をかける必要性は全くないので、適当に塗って次の問題にさっさと移ったほうがいいです。

このようにして、文法問題で時短をして10分でpart5を済ませれば、残りの65分で長文にじっくり取り組むことができ、心理的にも楽になります。どんなに長引いたとしても、15分以内には収められるようにしましょう。

Part 7をどのように解くか

Part 7にたっぷり時間をかけるという方針ではあるものの、Part 7をのんびり解いていいというわけではありません。

ではPart 7をどのような方針で解けばいいかと言うと、「型にはまって」解くことをお勧めします。具体的には、

  • まず設問から読む
  • 設問の箇所と対応しそうな段落だけ読む
  • 解答の根拠となる文章(エビデンス)を見つける
  • 解答する

というステップで解きまくることが王道です。また、この解法はシングルパッセージからトリプルパッセージまで有効です。

なぜこの方法がいいかと言うと、長文の中で不必要な箇所を読まなくてもよく、時短になるからです。設問よりも先に長文の端から端まで一様に読むと、確かに全体像の理解は可能なのですが、設問を解くたびにまた読み直さなければならず、かなり時間の無駄です。

実は、設問から先に読むというのは全く邪道ではありません。実生活でも、新聞の広告や求人を見るとき、まず自分のほしい情報が頭の中に浮かんでから、それを探すように記事を見ますよね。それと同じで、何がほしいか、何が知りたいかありきで文章を読みに行くほうが、文章から読むよりも自然なように思えます。

ちなみに

ちなみに、TOEIC LRテストは地域や開催時期によらず、13:00からスタートします。リスニングは45分(回によって数分前後することもある)なので、14:00(リーディングセクション開始から15分経過時刻)が一つの目安になります。Part 5が終わったときに時計をちらっとみて、14:00を過ぎたか過ぎていないかをチェックするといいかもしれません。

TOEICの問題にありがちなお決まりを理解する

長文問題を正確につまずかずにハイペースで解くために、設問の「お決まり」を前提情報としてきちんと理解しておくといいです。それは、

  • 大問の設問は必ず第一バラグラフに関することから順番に聞いてくる(一つ目の設問は第一パラグラフに関すること、二つ目の設問は第二パラグラフに関すること…といった感じ)
  • 最後に、「結局この文章は何が言いたいか」系が来やすい
  • 文章を読まなくても解ける「単語の意味を答える系」の問題が必ずある

特に最初の一つ目が重要で、きかれることは必ず文章の上から順番、そして各パラグラフの中身に関することだけ(パラグラフをまたがない)ことを理解していると、回答の根拠を探しに文章を読むときに、どうでもいい箇所を読まずに済みます。

おすすめはパラグラフリーディングで解くこと、過去記事でまとめたので、そちらもご確認ください。

最初から全文埋めようとしないであきらめるのもあり

ハイスコアを狙わないのであれば、最後の数問を解かない前提で臨むのもありです。例えば180問目まで正確に解く、という目標設定にして正確性を重視すれば、800点台後半のスコアは取れます。ダブルパッセージやトリプルパッセージを全捨てするといった感じですね。

私自身、最後の15問を適当に埋めて900点台をとったことがあるので、全部解ききることに固執しなくても案外ハイスコアはとれます。『最後まで解かない体で解く』というのは、かなり有効な攻略法です。

多分、TOEICというテストそのものが、最後まで解かせない前提で作られているような気がします。受験者全員が最後まで簡単に解ききることができたら、スコアに幅が出ずに正確な英語力が測れなさそうですからね。

この記事でも語られていますが、600点台保持者がTOEIC200問を全問解ききることは無理です。200問すべて解ききることを目指すなら、800点台くらいになってからでもよさそうですね。

TOEICを制限時間内に解ききることは確かに難しいが不可能ではない

200問すべて解ききるためのちょっとしたtipsをまとめました。確かに難しいのですが、決して不可能と言うわけではありません。

実力があるのに制限時間に泣かされてしまうという方は、ぜひ上のテクニックを試してみてください。

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